道の駅まるせっぷ木芸館
ピアノの音色が木のまちの歴史を今に伝える
丸瀬布地区は面積のおよそ96%を山林が占め、古くから木のまちとして栄えてきました。
その象徴である雨宮21号は、国有林から伐り出した丸太のほか生活物資の輸送、住民の足として活躍しました。
現在は、外国産材に押され、木材の生産は少なくなってしまいましたが、ピアノの部品などを作る工場があり、「木のまち」の歴史を今に伝えています。
この木芸館にも地元産の木材が全面的に使われており、中に入ると見渡すかぎりの壁や天井、床が木で覆われていて、木のぬくもりを感じます。
ここでは、オリジナリティ溢れる木工芸品が数多く展示・販売されており、ホール中央におかれたグランドピアノも地元の“アカエゾマツ”が使用されています。
館内ではピアノの演奏を聞きながらゆっくりとくつろぐことができるようになっています。