1980年11月の出来事
年代:1980年11月
いわね大橋が完成 渡橋式
いわね大橋(全長336m、幅員9.5m)
昭和55年11月に完成し、渡橋式が行われた。このいわね大橋の完成により遠軽市街の経済効果はもちろん、交通の動脈は大きく変容していくことになった。同橋は遠軽市街地と向遠軽地区300戸(昭和55年現在)を結ぶ架け橋として20000人余りの町民の長年の夢であり大きな願いでもあった。いわね大橋の開通によりそれまで国道沿いに延びていた本町の発展も向遠軽地区へと大きく変化することを町民は大きく期待している。
渡橋式にあわせて橋の途中二ヶ所に遠軽信用金庫から寄贈された「マチ」「ミチ」姉妹のブロンズ像の除幕式が行われた。このブロンズ像は飯能市(さいたま県)在住の彫刻家滝錬太郎の作品であり高さ1.7mの女体2体である。台座には「LOVE・えんがる」と「欄干(おばしま)に映える美(うるわし)姉妹像」と書き込まれている。この像の設置は湧別川にかかったいわね大橋の完成を祝い、両岸からそれぞれ一つ目の橋桁に上流に向かった形でセットされている。(遠軽町百年史より抜粋)