このテンプレートは shingle/about.php

〜歴史の重要性〜


ところで、この地域の行政区の移り変わりはこうなっています。

  • 大正8年、遠軽村(当時)が上湧別村(当時)から分村
  • 大正14年、生田原村(当時)が遠軽村から分村
  • 昭和21年、丸瀬布村(当時)・白滝村が遠軽町から分村
  • 平成17年、生田原・遠軽・丸瀬布・白滝の4町村による新設合併

現在、4町村の合併から8年が経ちましたが、いまだに町の一体感の醸成が地域の重要課題となっています。しかし、歴史をひも解くと4地域とも遠軽村の一部でした。石北線の早期敷設をカボチャの弁当をぶらさげて国会や鉄道省に訴え全国的に有名になったという「カボチャ団体」は、遠軽・丸瀬布・白滝の住民が一体となった活動でした。当時は行政区の垣根はなく、遠軽村として1つになって歴史を作っていたのです。

これからのまちづくりを考えるときも、地域の“歴史”が大きなヒントになることは間違いありません。町の一体感の醸成という課題に当たっても、“歴史(の共有)”が重要な要素になると思います。
また、地域の観光を考える上でも“歴史”が重要な要素となります。観光客はただ綺麗な景色や施設を観るだけでなく、そこに人が関わったストーリーを求めています。そのようなストーリーをしっかり整理して発信していくことがこれからの観光振興に求められるものです。

≫次ページ「えんがるストーリーの想い」へ


↑先頭へ